医薬品研究開発課 令和6年度「成育疾患克服等総合研究事業」中間評価結果について

令和6年度成育疾患克服等総合研究事業における中間評価結果を公表します。

1.中間評価の趣旨

中間評価は、研究開発課題等について情勢の変化や研究開発の進捗状況等を把握し、これを基に適切な予算配分や研究開発課題の中断・中止を含めた研究開発計画の見直しの要否の確認等を行うことにより、研究開発運営の改善及び機構の支援体制の改善に資することを目的として実施します。

2.中間評価委員

氏名 所属・役職
石原 理 女子栄養大学 教授
〇緒方 勤 浜松市医療公社浜松医療センター 常務理事・浜松医療センター院長補佐
掛江 直子 国立成育医療研究センター生命倫理研究室 室長
新谷 歩 大阪公立大学大学院医学研究科医療統計学 教授
武谷 雄二 医療法人社団レニア会 理事長
仁科 博史 東京科学大学総合研究院難治疾患研究所 院長・教授
堀内 成子 聖路加国際大学 学長
森川 和彦 東京都立小児総合医療センター臨床研究支援センター 医長(臨床研究支援センター長)

〇成育疾患克服等総合研究事業 評価委員長

(敬称略 五十音順)

3.中間評価対象課題

研究開発代表者 所属機関 職名 研究開発課題名
難波 文彦 埼玉医科大学 教授 未熟児動脈管開存症に対するアセトアミノフェン静注療法の安全性及び有効性に関する多施設共同ランダム化比較試験
(敬称略)

4.評価項目

  1. 研究開発進捗状況
  2. 研究開発成果
  3. 実施体制
  4. 今後の見通し
  5. 事業で定める項目及び総合的に勘案すべき項目
  6. 総合評価

5.総評

本研究事業では、受精・妊娠から胎児期、新生児期、乳幼児期、学童期、思春期、性成熟期、生殖期それぞれのライフステージと、次の世代を創出し育成する一連のサイクルである「成育サイクル」の観点での健康課題克服に向け、生涯にわたる健康の礎をなす妊娠期、小児期の心身の健康課題や、近年の社会及び家庭環境の変化等により急激に増加し多様化している課題の解決を目標とし、病態の解明と予防および治療のための研究開発とその実用化を推進します。
今回の中間評価の対象となった課題は、継続可能レベルと評価され、研究開発を継続することが決まりました。

最終更新日 令和6年12月5日