拠点研究事業課 アジア地域における臨床研究・治験ネットワークの構築事業 事後評価(令和2年度~令和4年度課題)
臨床研究・治験推進研究事業(アジア地域における臨床研究・治験ネットワークの構築事業)における事後評価結果を公表します。
1.事後評価の目的
事後評価は、事業課題等について、事業計画の実施状況、進捗・成果等を明らかにし、今後の事業の展開及び事業の運営の改善に資することを目的として実施します。
臨床研究・治験推進研究事業(アジア地域における臨床研究・治験ネットワークの構築事業)(以下、本事業)では、課題評価委員会を以下の日程で開催し、本事業における事後評価の評価項目に沿って、評価対象課題別に実施しました。
2.課題評価委員会
3.評価項目
- 補助事業達成状況
- 補助事業成果
- 実施体制
- 今後の見通し
- 事業で定める項目及び総合的に勘案すべき項目
- 総合評価
4.事後評価対象課題
令和4年8月23日 課題評価委員会
(1)非感染症分野令和2年度採択課題
補助事業課題名 | 代表者所属・役職 | 補助事業代表者 |
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アジアオンライン創薬ネットワークに関する事業 | 国立大学法人 京都大学大学院 医学研究科 教授 |
萩原 正敏 |
補助事業課題名 | 代表者所属・役職 | 補助事業代表者 |
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アジアがん臨床試験ネットワーク構築に関する事業 | 国立研究開発法人 国立がん研究センター 中央病院 病院長 |
島田 和明 |
令和5年3月7日 課題評価委員会
(1)感染症分野令和2年度採択課題
補助事業課題名 | 代表者所属・役職 | 補助事業代表者 |
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感染症分野における日本とアジア諸国の国際研究開発協力を促進する臨床研究・治験プラットフォーム形成と実証事業 | 国立研究開発法人 国立国際医療研究センター 臨床研究センター インターナショナルトライアル部 部長 |
飯山 達雄 |
補助事業課題名 | 代表者所属・役職 | 補助事業代表者 |
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感染症パンデミックに対応する国際医療協力としての国際研究開発促進スキーム及びe-臨床研究・治験プラットフォームの形成事業 | 国立研究開発法人 国立国際医療研究センター 臨床研究センター インターナショナルトライアル部 部長 |
飯山 達雄 |
補助事業課題名 | 代表者所属・役職 | 補助事業代表者 |
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感染症緊急事態に対応するためのアジア諸国および本邦アカデミアとの国際AROアライアンスの機能強化、および関連機関との連携システム構築 | 国立研究開発法人 国立国際医療研究センター 臨床研究センター インターナショナルトライアル部 部長 |
飯山 達雄 |
令和2年度採択課題
補助事業課題名 | 代表者所属・役職 | 補助事業代表者 |
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アジア地域における臨床研究・治験ネットワークの構築事業 | 国立研究開発法人 国立がん研究センター 中央病院 病院長 |
島田 和明 |
補助事業課題名 | 代表者所属・役職 | 補助事業代表者 |
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アジアがん臨床試験ネットワーク構築に関する事業 | 国立研究開発法人 国立がん研究センター 中央病院 病院長 |
島田 和明 |
5.総評
本事業では、令和4年度末までに終了した7課題について事後評価を行いました。上記の各機関について、令和2年度から令和4年度において、日本主導のアジア地域における国際共同臨床研究・治験の実施体制の強化に向け、感染症分野、非感染症分野ともに、国内外の機関とのネットワーク構築や体制・基盤の整備を図り、国際共同臨床試験の実施に至ったことが評価されました。
今後は、各機関において、パンデミック下で開始された本事業の経験を生かすとともに、これまでの取組みを発展させる形で、アジア地域の各機関との連携強化や国際共同臨床試験を活発に実施していくことが期待されます。
最終更新日 令和5年9月29日