拠点研究事業課 革新的医療シーズ実用化研究事業 令和3年度事後評価

革新的医療シーズ実用化研究事業の以下の公募研究開発課題における事後評価結果(令和3年度終了課題)を公表します。
① ARO機能を活用し早期企業導出を目指したアカデミア発医療シーズに関する研究
② 臨床研究中核病院の機能を活用した若手研究者によるプロトコール作成研究

1.事後評価の目的

事後評価は、研究開発の実施状況、研究開発成果等を明らかにし、今後の研究開発成果等の展開及び事業の運営の改善に資することを目的として実施します。

革新的医療シーズ実用化研究事業(以下、本事業)では、課題評価委員会を以下の日程で開催し、本事業における事後評価の評価項目に沿って、評価対象課題別に事後評価を実施しました。

2.課題評価委員会

開催日:① 令和4年2月16日
② 令和4年6月22日

評価委員については以下のPDFファイルをご覧ください。

3.事後評価対象課題

4.評価項目

① ARO機能を活用し早期企業導出を目指したアカデミア発医療シーズに関する研究
  • 研究開発達成状況
  • 研究開発成果
  • 研究開発実施と支援の体制
  • 今後の見通し
  • 総合的に勘案すべき項目
  • 総合評価
② 臨床研究中核病院の機能を活用した若手研究者によるプロトコール作成研究
  • プロトコール作成達成状況
  • プロトコール作成の成果
  • プロトコール作成と支援の体制
  • 今後の見通し
  • 総合的に勘案すべき項目
  • 総合評価

5.総評

本事業では、臨床研究中核病院の機能を最大限に活用することで、革新的医療技術創出拠点において発掘・育成がなされた革新的なアカデミア発シーズ等をいち早く実用化に繋げ、それらを国民への利益として広く還元することを目指しています。
 
① ARO機能を活用し早期企業導出を目指したアカデミア発医療シーズに関する研究
令和3年度中に終了または終了予定となっている4課題について、事後評価を実施しました。
課題評価委員会における事後評価の総合評点は、全課題が6.0点以上となり、総合的に計画どおりに進捗していたと評価されました。 

② 臨床研究中核病院の機能を活用した若手研究者によるプロトコール作成研究
令和3年度末に終了した8課題について、事後評価を実施しました。
課題評価委員会における事後評価の総合評点は6.6~5.7点に分布し、6課題は概ね期待通りの成果が得られたと評価されました。2課題については、計画していたプロトコールの完成に至らなかったと評価されました。 

本事業は、令和3年度が事業最終年度となりますが、本評価結果については、日本医療研究開発機構において、今後の事業実施に活用してまいります。

最終更新日 令和4年9月12日