第一期中長期計画期間におけるプロジェクト 部署別事業一覧

国際事業部の事業一覧

事業 概要
地球規模課題の解決を目指した日本と開発途上国間の国際共同研究を、科学技術外交の一環としてODA(政府開発援助)と連携させて推進します。新たな知見と技術の獲得、イノベーションの創出とともに、研究成果の相手国への社会還元を目指します。
相手国の研究支援機関と連携し、イコールパートナーシップに基づく国際共同研究を実施することで、日本単独では解決できない国際共通的な課題の解決や、我が国の医療分野の研究開発力の強化に資する成果を得ることを目的としています。
東アジアサミット参加国を対象とした多国間共同研究支援プログラムで、科学技術分野における研究交流を加速することにより、研究開発力を強化するとともに、Health Research(医療研究)、環境、防災など、東アジア諸国が共通して抱える課題の解決を目指しています。
アフリカの新興国・途上国において、互いの科学技術、人材育成の強化を通じ、アフリカ諸国が発展する際の大きな阻害要因としてその対策が急務となっている“顧みられない熱帯病(NTDs)”対策に、その科学技術力によって貢献することを目指します。
医療分野国際科学技術共同研究開発推進事業(Interstellar Initiative) 次世代を担う日本の若手研究者が世界各国の若手研究者とネットワークを構築して、国際的かつ学際的な視点から医療分野の研究開発における革新的新規シーズを創生することを目的とします。
地球規模の保健課題(感染症対策、母子保健、新型インフルエンザ等への緊急対策、高齢化、生活習慣病など)に関して、疾病の原因究明、予防法、治療法や診断法の標準化等に関する研究を、海外の研究開発機関等と連携しつつ推進します。
日米医学協力計画に基づき、アジア地域にまん延している疾病に関して、コレラ・細菌性腸管感染症、ウイルス性疾患、抗酸菌疾患、寄生虫疾患、エイズ、肝炎、急性呼吸器感染症、がん、栄養・代謝、免疫の各専門部会/部門における研究を支援します。
生体の精妙かつ複雑なメカニズムに焦点を当てた革新的、学際的、かつ新規性を備えた基礎研究を支援します。特に、ライフサイエンス以外の分野(物理学、数学、化学、情報科学、工学等)の科学者達の専門知識の活用に重点を置いています。

終了した事業一覧

事業 概要
政府間協定や大臣会合での合意等に基づき文部科学省が設定した協力国・地域・分野の国際研究交流プロジェクトを、相手国ファンディング機関との連携のもと支援します。
我が国とアフリカ諸国の研究機関・大学間で、科学技術イノベーションに資する継続的な協力を行い、地域や利用者のニーズを踏まえた研究開発とその成果の実利用、普及段階で隘路となる社会システムの転換とを一体的に推進します。
認知症研究を効果的かつ効率的に推進する国際的な産官学連携の在り方を提案し、我が国の具体的な枠組みの構築に繋げる調査研究と、日本が創始した認知症高齢者等にやさしい地域づくりと認知症サポーターの取組の各国への展開に向けた調査研究を推進します。

最終更新日 平成29年10月2日