医療機器研究開発課 医療・介護・健康データ利活用基盤高度化事業(高度遠隔医療ネットワーク実用化研究事業)
基本情報
分野 | 医療機器・ヘルスケアプロジェクト,その他の疾患 |
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開発フェーズ | 該当なし |
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概要
医師、患者及び関係者が安心できる適切なオンライン診療の普及を推進するために策定された「オンライン診療の適切な実施に関する指針」(平成30年3月厚生労働省)が令和元年7月に一部改訂され、新たに情報通信技術を用いた遠隔からの高度な技術を有する医師による手術(手術支援ロボットによる遠隔手術)等が追加されました。実際に手術を行うためには、手術等を実施するに当たり重大な遅延等が生じない通信環境を整え、事前に通信環境の確認を行うこと等が必要とされており、具体的な提供体制等については、各学会などが別途ガイドラインを定めることとされたことから、AMEDでは、令和2年度から令和3年度にかけて、実際に遠隔地から手術支援ロボットを使用した概念実証を実施し、日本外科学会による「遠隔手術ガイドライン」の策定を支援したところです。
また、AMEDでは、これまでの内視鏡手術よりも安全性及び効率性を高める可能性があり、従来の手術に変革をもたらし得るものとして、平成28年度から平成30年度にかけて8K内視鏡(硬性鏡)システムを開発し、令和元年度から令和3年度にかけて8K内視鏡システムの遠隔手術支援としての大腸がん手術への応用に関する研究を推進してきたところです。
本事業では、手術支援ロボットや高精細映像データ利活用内視鏡システムの遠隔手術支援への臨床応用を実施し、「遠隔手術ガイドライン」の精緻化を行うことにより、これら医療機器の実用化を達成し、ひいては医療の質の向上及び医師の偏在等の課題解決に寄与することを目指します。
出典:総務省ホームページ
https://www.soumu.go.jp/menu_seisaku/ictseisaku/ictriyou/iryou_kaigo_kenkou.html
https://www.soumu.go.jp/mission/index.html
公募情報
評価・課題管理体制
- プログラムスーパーバイザー(PS)
- 橋爪 誠 社会医療法人北九州病院 北九州古賀病院 院長
- プログラムオフィサー(PO)
- 田辺 里美 株式会社トリエス 取締役
最終更新日 令和4年6月14日