創薬企画・評価課 令和2年度「新型コロナウイルス感染症(COVID-19)に対するワクチン開発」 (2次公募)及び令和3年度「新興・再興感染症に対する革新的医薬品等開発推進研究事業」採択課題 課題評価結果について

事後評価

事後評価の趣旨

事後評価は、研究開発の実施状況、研究開発成果等を明らかにし、今後の研究開発成果等の展開及び事業運営の改善に資することを目的として実施します。
令和2年度「新型コロナウイルス感染症(COVID-19)に対するワクチン開発」 (2次公募)及び令和3年度「新興・再興感染症に対する革新的医薬品等開発推進研究事業」※では、評価委員会を以下の日程で開催し、本研究事業における事後評価の評価項目に沿って、評価対象課題別に書面審査及びヒアリング審査による事後評価を実施しました。
※以下URL内の2課題に対して事後評価を実施
令和3年度 「新興・再興感染症に対する革新的医薬品等開発推進研究事業」の採択課題について | 国立研究開発法人日本医療研究開発機構

事後評価委員会

開催日 令和6年12月5日

事後評価対象課題

事後評価対象課題(8課題)

事後評価委員

課題評価委員(7名)

評価項目

  • 研究開発達成状況
  • 研究開発成果
  • 実施体制
  • 今後の見通し
  • 事業で定める項目及び総合的に勘案すべき項目
  • 総合評価

総評

評価対象課題である8課題の総合評点は6.3~8.1点に分布し、全ての課題において「良い(総合的に計画どおりに進捗)」と評価される6点以上であり、8課題の平均点は7.2点でした。
6点以上の評点の課題は、総合的に計画どおりに順調に進捗しており、我が国における新型コロナウイルス感染症に対するワクチンの早期接種の実現化に大きく貢献したと評価がなされた課題や、興味深い結果が得られている等の評価がなされた課題です。

事後評価結果概要

  
(1)令和2年度「新型コロナウイルス感染症(COVID-19)に対するワクチン開発」 (2次公募)採択課題 
開始年度 終了年度 研究開発代表者 所属機関 役職 研究開発課題 配分額
(百万円)
事後評価結果概要
R2 R6 河岡 義裕 国立国際医療研究センター センター長 新型コロナウイルス感染症(COVID-19)に対する弱毒生ワクチンの開発 II 1,317 事後評価結果概要
R2 R6 赤畑 渉 VLP Therapeutics Japan株式会社 代表取締役・最高研究開発責任者 自己増殖RNAテクノロジーを用いたわが国における新型コロナウイルス感染症(COVID-19)に対するワクチン開発 11,480 事後評価結果概要
R2 R6 山本 美奈 塩野義製薬株式会社 ワクチン開発研究所長 新型コロナウイルス感染症(COVID-19)に対するワクチン開発 8,087 事後評価結果概要
R2 R6 園田 憲悟 KMバイオロジクス株式会社 執行役員・本部長 新型コロナウイルス感染症(COVID-19)に対する不活化ワクチンの開発 7,070 事後評価結果概要
R2 R6 眞鍋 淳 第一三共株式会社 代表取締役会長 兼 CEO 新型コロナウイルス感染症(COVID-19)に対するmRNAワクチン開発 12,265 事後評価結果概要
R2 R6 森 光宏 武田薬品工業株式会社 部長 新型コロナウイルスに対するNVX-CoV2373ワクチンの開発 4,582 事後評価結果概要
(2)令和3年度「新興・再興感染症に対する革新的医薬品等開発推進研究事業」採択課題
開始年度 終了年度 研究開発代表者 所属機関 役職 研究開発課題 配分額
(百万円)
事後評価結果概要
R3 R5 福田 治久 九州大学 准教授 保健・医療・介護・行政データを統合した大規模データベースを活用したワクチンの有効性・安全性の検証に資する研究開発 165 事後評価結果概要
R3 R5 康永 秀生 東京大学 教授 予防接種情報とレセプトデータの連結データベースの構築および既存ワクチンの有効性・安全性に関する疫学的・医療経済学評価に関する研究開発 82 事後評価結果概要

掲載日 令和7年3月25日

最終更新日 令和7年3月25日