疾患基礎研究課 新興・再興感染症研究基盤創生事業(多分野融合研究領域)

概要

多分野融合による新興・再興感染症の制御にかかる基礎的な研究を支援、感染症の病態の理解に基づく予防、診断及び治療に関する新規コンセプトの確立のための探索研究を実施するとともに、多様な分野の研究者等が連携して、独創的な発想に基づいた革新的な基礎的研究を推進します。

長期的な観点から感染症対策に資する、新規性の高い基礎的研究を幅広く推進するため、多様な分野の研究者や臨床医が参画した研究を実施し、新たな視点からの発見や最新技術を活用した革新的な成果創出を図ります。

実施課題一覧

令和4年度 公募研究開発課題:多分野融合による感染症創薬科学に資する基礎的な研究(支援期間:2022年5月~2025年3月 予定)
研究開発課題 研究開発
代表者名
所属機関 役職
末梢気道病変に着目した肺NTM 症の新たな治療標的の創出 朝倉 崇徳 北里大学 講師
肺非結核性抗酸菌症の病態進行に関わる病原性因子探索と予後予測に向けた開発研究 深野 華子 国立感染症研究所 主任研究官
血管内皮細胞の病態解明による新型コロナウイルス感染症重症化の制御 間石 奈湖 北海道大学 助教
マラリア患者由来臨床サンプルを起点とした熱帯熱マラリア原虫の病原性・蚊への伝播能を決定するメカニズムの理解 宮崎 真也 長崎大学 助教
病態解析に基づいたウイルス性呼吸器感染症に有効なTMPRSS2 阻害薬の開発 山本 瑞生 東京大学 特任講師

研究者氏名50音順

 
令和3年度 公募研究開発課題(二次公募):多分野融合による感染症創薬科学に資する基礎的な研究(支援期間:2021年12月~2024年3月 予定)
研究開発課題 研究開発
代表者名
所属機関 役職
治療と根治を両立する革新的マラリア制圧戦略の分子基盤に関する研究開発 案浦 健 国立感染症研究所 室長
医療ビッグデータ解析、臨床薬理学と細菌学の融合による薬剤耐性細菌感染症に対する新規治療法開発プラットフォームの構築 石澤 啓介 徳島大学 教授
マラリア原虫感染阻止ワクチン開発に向けて、皮膚内のスポロゾイト移動を阻害する新規CSPモノクローナル抗体の作出と流行地株に対する効果測定系の確立 石野 智子 東京医科歯科大学 教授
感染症B細胞レパトア解析のための計算・情報基盤の構築 黒田 大祐 東京大学 講師
ウイルス感染後に感染細胞の核内に出現する構造体の時空間的解析 佐藤 好隆 名古屋大学 講師
臨床応用にむけたIgMを基盤とするマラリア防御機構の網羅的解析 高島 英造 愛媛大学 准教授
新型コロナウイルスーヒト糖鎖受容体相互作用の解明と中和抗体の開発 舘野 浩章 国立研究開発法人産業技術総合研究所 研究グループ長
ヒトiPS心筋を用いたシャーガス病モデリングによる宿主-病原体相互作用解析と創薬プロセス変革 中釜 悠 大阪市立大学 特任講師
サイトカインストームを制御する分子組織化抗酸化薬の設計と評価 長崎 幸夫 筑波大学 教授
多分野融合によるHLA Class1拘束性HTLV-1特異的T細胞療法開発と最適化 仲宗根 秀樹 自治医科大学 講師
人工知能とゲノム創薬による肺非結核性抗酸菌症の新規治療戦略の創出 南宮 湖 慶應義塾大学 専任講師
CRISPRを利用したRNAウイルス感染症抑制テクノロジー 西増 弘志 東京大学 教授
医学、進化学、情報科学の融合研究による耐性化しない抗マラリア薬の創薬にむけた基盤技術の開発 美田 敏宏 順天堂大学 主任教授
制御性ネクローシスから挑む感染防御機構と感染症発症機構の真の理解 森脇 健太 東邦大学 准教授

研究者氏名50音順

令和3年度 公募研究開発課題(一次公募):多分野融合による新興・再興感染症の制御にかかる基礎的な研究(支援期間:2021年7月~2024年3月 予定)
研究開発課題 研究開発
代表者名
所属機関 役職
新型コロナウイルス感染症後遺症の病態生理の多分野融合による解明 石井 誠 慶應義塾大学 准教授
感染症の原因PPIを標的とする合成中分子阻害剤の合理的設計プラットフォーム 大澤 匡範 慶應義塾大学 教授
空間的・シングルセル遺伝子発現解析による重症熱性血小板減少症候群の発病機構の解明 鈴木 忠樹 国立感染症研究所 部長
集団機能ゲノミクスによる病原真菌の適応機構の解明と遺伝子を標的とした新規治療法の開発 高橋 弘喜 千葉大学 准教授
1分子解析技術に基づくエボラウイルス粒子形成機構の解明と新規治療法の開発 南保 明日香 長崎大学 教授
リピドミクスのメタデータに基づく赤痢アメーバ脂質代謝解析―赤痢アメーバの生化学・生理学と創薬標的・リード化合物の提供― 見市 文香 佐賀大学 講師

研究者氏名50音順

令和2年度 公募研究開発課題(二次公募):多分野融合による新興・再興感染症の制御にかかる基礎的な研究(支援期間:2020年12月~2023年3月 予定)
研究開発課題 研究開発
代表者名
所属機関 役職
ウイルス-宿主インタラクトーム解析に基づく抗パラミクソウイルス薬の開発研究 加藤 大志 国立感染症研究所 室長
薬剤耐性菌を殺菌する広宿主域バイオロジクスの開発 氣駕 恒太朗 自治医科大学 講師
乳児ボツリヌス症の包括的理解に向けた基礎的・臨床的研究 小林 伸英 金沢大学 助教
流行地マラリア原虫株を用いた遺伝学とビッグデータ解析を基盤とした多分野融合研究によるアルテミシニン耐性機構の解明 新澤 直明 東京医科歯科大学 助教
インフルエンザウイルス感染に合併する細菌性肺炎の病態形成機構の解明と新規感染制御法の開発 住友 倫子 大阪大学 講師
細胞生物学的アプローチで高病原性ウイルスの細胞内動態を可視化する研究開発 高松 由基 長崎大学 准教授
複雑性創出型化学/生物ハイブリッド合成に基づく赤痢アメーバ治療薬創製 恒松 雄太 名古屋大学 准教授
グアニン四重鎖構造誘起による(+)ssRNA ウイルス阻害剤の探索研究 寺 正行 東京農工大学 准教授
COVID-19 関連血栓症のAI 血栓識別法の確立と病態解明 西川 真子 東京大学 助教
レトロウイルス病原性と持続感染の根源となる不均一な潜伏集団を生み出す宿主エピゲノム特性の解明と治療薬開発 山岸 誠 東京大学 特任講師

研究者氏名50音順

令和2年度 公募研究開発課題(一次公募):多分野融合による新興・再興感染症の制御にかかる基礎的な研究(支援期間:2020年6月~2023年3月 予定)
研究開発課題 研究開発
代表者名
所属機関 役職
革新的天然物創製法に基づく薬剤耐性菌に対する抗菌薬リード化合物の開発 浅井 禎吾 東北大学 教授
単一細胞解析によるヘルペスウイルス持続感染の分子基盤の解明 有井 潤 神戸大学 特命准教授
ハイブリッドビックデータに基づいたB型肝炎患者層別化と最適治療を実現する多分野融合研究基盤の創出 岩見 真吾 名古屋大学 教授
シングルセル免疫動態解析によるHTLV-1感染状態・関連疾患における宿主-病原体相互作用の統合的理解 片岡 圭亮 国立研究開発法人国立がん研究センター 分野長
ウイルス蛋白質の非構造領域による液相制御の解明と治療への応用 齊藤 暁 宮崎大学 准教授
多層的シングルセル研究によるHTLV-1関連病態予測サロゲートマーカーの探索とその臨床応用 佐藤 賢文 熊本大学 教授
液-液相分離を基盤としたインフルエンザウイルス増殖機構の解明 滝沢 直己 公益財団法人微生物化学研究会 研究員
新規培養技術を用いた、扁平腺接合部細胞における高悪性度HPV18型の潜伏持続感染および発癌機構の解明 田口 歩 東京大学 助教
パラミクソウイルス中枢神経感染の分子機構解明と治療法創出に関する研究開発 橋口 隆生 京都大学 教授
病態進展に関与するウイルス叢の性状および進化機構の解明 福原 崇介 北海道大学 教授
先端的順逆遺伝学手法を用いたSARS-CoV-2の伝播機構解明 牧野 晶子 京都大学 助教
EBV感染・がん化機構解明のための多分野連携研究 村田 貴之 藤田医科大学 教授
肺炎球菌感染症において加齢および局所環境要因が重症化に果たす分子機構の解明 山口 雅也 大阪大学 助教
抗ウイルス中和抗体誘導の単位ドメインとなるリンパ節局所B細胞応答のシグナル幾何学 x 数値流体力学(CFD)的解析 山本 浩之 国立感染症研究所 グループ長
原子レベルで解明するトキソプラズマ寄生胞膜破壊と病原性因子によるその破綻 山本 雅裕 大阪大学 教授

研究者氏名50音順

評価・運営体制

PS
神田 忠仁(国立感染症研究所 名誉所員)
PO
北 潔(長崎大学 研究科長・教授)
佐藤 裕徳(国立感染症研究所 主任研究官)
白水 美香子(理化学研究所 チームリーダー)
田中 眞由美(MT開発コンサルティング 代表)
土井 洋平(藤田医科大学 教授)
松浦 善治(大阪大学 感染症総合教育研究拠点 拠点長)
光山 正雄(京都大学 名誉教授)
柳 雄介(長崎大学 教授 )

終了した事業

パンフレット

事業の詳細は、以下パンフレット内の該当ページをご覧ください。

新興・再興感染症研究基盤創生事業「多分野融合研究領域」第二回(合同)班会議 冊子

最終更新日 令和4年6月6日