医療機器研究開発課 若手研究者によるスタートアップ課題解決支援事業
基本情報
分野 | 医療機器・ヘルスケアプロジェクト |
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事業年度 | 令和5年4月~令和6年3月 |
開発フェーズ | 基礎的,応用 |
お問い合わせ先 |
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概要
我が国の医療機器がグローバルに製品展開され、我が国の医療機器産業が成長し続けるためには、有望な技術シーズ等を革新的な医療機器・システムとして迅速に、持続的に具現化していくことが必要です。
こうした革新的な医療機器等の研究開発には、リスクを厭わずチャレンジするスタートアップ(SU)の役割が重要です。海外においては革新的な医療機器等の開発に取り組むスタートアップが多く存在し、開発に一定の目処が付いた段階で大手企業に買収される等のプロセス(EXIT)を経て製品が市場に展開されています。しかし、我が国において医療機器の開発に取り組むスタートアップは未だ少ない状況です。
このため本事業では、スタートアップの設立に向けて様々な分野の専門家との連携をはじめとする共同研究等の実施を希望する若手研究者を、創成支援機関とともに支援し、最終的なEXITも期待されるようなスタートアップを創出することを目指します。
公募情報
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令和5年6月29日 若手あり令和5年度 「若手研究者によるスタートアップ課題解決支援事業」の採択課題について
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令和5年4月13日 終了若手あり令和5年度 (情報更新)令和5年度 「若手研究者によるスタートアップ課題解決支援事業」に係る公募について
ニュース
AMEDが支援する課題の研究成果として各研究機関が発表した資料は、2024(令和6)年 成果情報一覧をご覧ください。
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令和6年10月10日若手研究者によるスタートアップ課題解決支援事業 令和5年度終了課題 事後評価について
事業の概要
予算額
令和4年度 4億円(補正予算、全額を令和5年度に繰越)
事業内容
本事業では、共同研究等の実施を希望する若手研究者へのシーズ実用化支援を行うとともに、スタートアップ創成支援機関(以下、SU創成支援機関)による徹底的なハンズオンのもと、スタートアップや医療機器開発に必要な知識を習得するための座学だけでなく、医療機器としてのコンセプト決定や事業化計画作成、ベンチャーキャピタルを含めた各種ステークホルダーとの協議・交渉など、医療機器スタートアップとしてEXITに向けて自走するために必要な実務経験を付与するための支援を行います。
併せて、若手研究者のシーズや開発する医療機器の特性に応じ、個別の課題解決に向けて必要な人材を洗い出し、当該人材とマッチングさせることで、EXITを目指す医療機器スタートアップとしてのチームビルディングを支援します。
本プロジェクトで主として対象とする開発フェーズは、基礎・応用フェーズを想定しております。具体的には、本補助事業期間中に、「SU医療機器研究開発」の採択研究者がスタートアップの起業を目指し、事業終了後1年後までに資金調達を行うために必要不可欠な開発フェーズになります。
事業の推進方法
PS(プログラムスーパーバイザー)およびPO(プログラムオフィサー)を置き、事業運営を行います。
PS、PO
- PS
- 高山 修一(医療機器センター 上級研究員)
- PO
- 佐久間 一郎(東京大学 教授)
- 花木 秀明(北里大学 教授)
曽山 明彦(Link-J 常務理事)
研究費
- SU医療機器研究開発:1,500万円/年(上限、間接経費含まず)
- SU創成支援機関:1億1000万円/年(上限、間接経費含まず)
研究開発実施予定期間
- SU医療機器研究開発:令和5年度
- SU創成支援機関:令和5年度
事後評価報告
最終更新日 令和6年10月10日