再生医療研究開発課 「再生医療実用化研究事業」におけるアカデミア発シーズと企業とのマッチング支援
概要
再生医療実用化研究事業では、以下の課題に係る支援を行っています。
- 多能性幹細胞(iPS/ES細胞)、体性幹細胞等を用いて、産学が連携して再生医療等製品の開発を目指す研究
本課題では、企業等で再生医療等製品又はバイオ医薬品の開発経験がある担当者を「開発戦略コンサルタント(以下、本コンサルタント)」として位置づけ、本コンサルタントが開発の方向付け、実用化計画の策定を行うことにより、アカデミア発のシーズを速やかに再生医療等製品への開発につなげる研究を推進することを目的とします。なお、疾患領域や細胞種について特定するものではなく、広く再生医療等製品等(細胞を用いたものに限る)の実用化を目指した研究課題について支援します。
応募に際しては、研究開発代表者及び研究開発分担者とともに、本コンサルタントが研究開発提案書の作成を行うことを想定しています。
なお、令和3年度開始となる本課題(公募はすでに終了)については、以下リンクより詳細をご覧いただけます。
※本課題の公募は毎年行うわけではございませんのでご留意ください。
マッチング支援の目的
次年度以降もより多く本課題へご提案いただくことを目的に、上記課題への応募を検討し、かつ本コンサルタントがまだ決まっておらず、本コンサルタント候補とのマッチングの機会を希望するアカデミア研究者をHPで募集し、AMED事務局でマッチング支援を行います。開発戦略コンサルタントの役割としては
- アカデミア研究者とともに治療のターゲットを考え、実用化への開発戦略(対象疾患の選定、対象患者の絞り込み、既存治療に対する優位性・治療上の意義の明確化、臨床開発計画の検討、実用化に向けたロードマップの策定など)を練ること
- 臨床試験を開始するために必要な品質及び安全性、非臨床試験を精査し、適切な時期にPMDAとのRS戦略相談を計画・実施すること
を期待しています。
※当マッチング支援は、導出企業とのマッチングを目的としたものではなく、コンサルタントとのマッチング支援であることをご留意ください。
マッチング支援の流れ
マッチング支援の流れは、以下を想定しています。
- 研究者登録:マッチングの機会を必要とする研究者が、研究概要と研究者登録情報をAMED事務局に提出する。
- 研究概要の開示:研究概要を本マッチング支援の協力企業に開示する。(研究概要を公開する協力企業は最下部の協力企業一覧からご覧いただけます。)
- 顔合わせ:AMED会議室あるいはWeb会議にて、研究者と本コンサルタント候補が話し合う。
- コンサルタント候補エントリー:当該企業が、研究概要を検討し、本コンサルタント候補をエントリーする。
- 顔合わせの日程調整:AMEDが、研究者と本コンサルタント候補が話し合う日程および会議形式の調整を行う。
※企業のエントリー数によって開催日は調整となりますので、不定期での開催となります。
企業登録方法
本コンサルタントとして参画を検討いただける企業において、新たにメーリングリストへの登録を希望される場合には、事務局まで以下のアドレスへご連絡ください。
宛先:再生医療実用化研究事業 マッチング支援事務局
E-mail:saisei3“AT”amed.go.jp
(上記アドレス“AT”の部分を@に変えてください。)
記入内容:
- 氏名
- 企業名や所属先機関名・役職名
- メールアドレス
研究者登録方法
本コンサルタント候補とのマッチングの機会を希望する研究者は、提出が必要な2資料を以下からダウンロードし、メール添付にてご提出いただければ、登録完了となります。
提出資料 ※提出〆切:令和3年10月15日(金)正午提出時のメールタイトル
【R3年度マッチング支援の登録】所属・氏名
提出先メールアドレスE-mail:saisei3”AT”amed.go.jp
(上記アドレス“AT”の部分を@に変えてください。)
- 注意事項
研究概要に記載の情報は企業へ公開されますので、公表情報のみでの記載をお願いいたします。
すでに再生医療実用化研究事業の研究課題として採択され、支援を受けている場合にも、登録することが可能です。
製薬企業とのマッチングに至る研究概要の書き方、アピールポイントについて
令和元年8月21日および26日の「再生医療実用化研究事業」産学連携課題の公募に関する説明会において、
PuREC株式会社 森下芳和先生、iPSポータル株式会社 平峯靖先生に製薬企業経験者のお立場から、
製薬企業とのマッチングに至る研究概要の書き方、アピールポイントについてご講演いただきました。
講演で使用した資料を以下からダウンロードできます。
企業への研究概要を作成する際にぜひ参考にしてください。
- 製薬企業とのマッチングに至る研究概要の書き方、アピールポイント(PuREC株式会社 森下芳和先生)
- 製薬企業とのマッチングに至る研究概要の書き方、アピールポイント(iPSポータル株式会社 平峯靖先生)
協力企業一覧
研究概要を公開する協力企業一覧は以下からご覧いただけます。
企業からメーリングリストへの新規登録があった際に随時更新いたします。
お問い合わせ先
宛先 | 国立研究開発法人日本医療研究開発機構 再生・細胞医療・遺伝子治療事業部再生医療研究開発課 再生医療実用化研究事業担当 |
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住所 | 〒100-0004 東京都千代田区大手町1丁目7番1号 読売新聞ビル21階 |
Tel | 03-6870-2220(課代表) |
saisei3“AT”amed.go.jp | |
備考 |
※E-mailは上記アドレス“AT”の部分を@に変えてください。 |
最終更新日 令和3年9月14日