疾患基礎研究課 老化メカニズムの解明・制御プロジェクト
基本情報
分野 | 健康・医療戦略の推進に必要となる研究開発 |
---|---|
開発フェーズ | 基礎的,応用 |
お問い合わせ先 |
|
公募情報
-
平成29年9月19日平成29年度 「老化メカニズムの解明・制御プロジェクト」の採択課題について
-
平成29年7月24日 終了平成29年度 「老化メカニズムの解明・制御プロジェクト」に係る公募について
ニュース
AMEDが支援する課題の研究成果として各研究機関が発表した資料は、2024(令和6)年 成果情報一覧をご覧ください。
-
成果情報 令和4年4月22日魚モデルを用いて“がん発生超初期”の新たなメカニズムを解明―前がん細胞と正常細胞の相互作用による老化誘導ががん発生を駆動する―
-
成果情報 令和4年4月20日「絶食」と「老化」で共通の機構がはたらく―オートファジーの活性化で肝臓に脂肪が蓄積―
-
プレスリリース 令和4年3月31日がん耐性齧歯類ハダカデバネズミの化学発がん物質への強い発がん耐性を証明―炎症抑制を介したがん耐性機構の一端を解明―
-
プレスリリース 令和4年3月3日オートファジーを介した細胞老化の制御メカニズムを解明―個体の老化や腎臓病の進展制御による健康寿命の延長に期待―
-
成果情報 令和4年2月8日新型コロナウイルス(SARS-CoV-2)感染細胞は周囲の非感染細胞に細胞老化を誘導することで炎症反応を持続させる
-
成果情報 令和4年1月19日オートファジーにより骨粗鬆症が抑制される―骨芽細胞がオートファジーによって活性化するメカニズムを解明―
-
成果情報 令和4年1月11日高齢者腎臓病を悪化させる原因細胞・分子の同定に成功―新規治療戦略の可能性を開く―
-
成果情報 令和4年1月5日D-セリンに着目した腎機能の迅速かつ正確な評価法の確立―人工透析導入抑制に期待―
-
プレスリリース 令和3年11月2日移植腎の三次リンパ組織は腎予後と関連することを解明―従来の評価指標とは独立して高リスク群を同定可能に―
-
成果情報 令和3年11月1日最長寿げっ歯類ハダカデバネズミから神経幹細胞の単離と培養に成功―脳の老化やがんを防ぐ方法の開発に貢献―
事業概要
急速に高齢化が進む我が国において、老化の遅延により健康寿命を延伸し、肉体的にも、精神的にも健康な老後を実現することが強く求められています。これは、高齢者自身の生活の質の向上のためのみならず、労働力人口の確保、医療や介護等の社会保障に要する費用の削減等の社会経済上も最も重要な課題の一つです。
一方、老化に関する研究は、老化制御に関与する遺伝子の発見が進むなど著しく進展しており、老化メカニズムのさらなる解明と応用研究の推進により、健康寿命の延伸につながる老化制御法の開発などの成果創出が期待されています。我が国においても、老化メカニズムや健康寿命を縮める原因疾患に関して、個別には優れた研究が実施されています。こうした我が国の基礎研究の強みを生かすため、老化に関する包括的な基礎研究や、その成果を疾患の予防・克服や、実用化・社会実装につなげるための分野・領域を横断する体系的な取組みが求められています。
本事業では、老化そのものを様々な加齢関連疾患の基盤と捉え、老化メカニズムの解明・制御を目指す研究からヒトの老化制御への応用に繋がる研究開発を包括的に推進します。また、実績を有する老化研究者の連携体制を構築することで日本の老化研究の核となる拠点の形成を目指します。
評価・管理体制
PS、PO
プログラムスーパーバイザー(PS)
米田 悦啓:国立研究開発法人医薬基盤・健康・栄養研究所 理事長
プログラムオフィサー(PO)
髙橋 良輔:国立大学法人 京都大学大学院医学系研究科 教授
中山 俊憲:国立大学法人 千葉大学 副学長・未来医療教育研究機構長、院長・医学部長、大学院医学研究院 教授
松本 邦弘:国立大学法人 名古屋大学大学院理学研究科 研究員(シニア・リサーチ・フェロー)
評価報告書
最終更新日 令和4年4月11日